野見山暁治展

野見山暁治展のポスター
野見山暁治展のポスター

11/23にブリヂストン美術館で開催中の「野見山暁治展」を観てきました。

今回の展示は制作年代順に3部構成でなされており、それぞれの時期に氏がどのような想いで制作に向かっていたのかを解り易く示しています。

美術館のキャパシティに対して作品数がやや多めなのは気になりましたが、全体的には見応え充分のいい展覧会でした。

余談ですが、野見山氏とは20数年前に当時銀座の画廊“ギャラリー21”でオーライタロー氏と2人展をしていた時にお会いしたことがあります。なんでも、「俺は酒が入らないと口が上手く動かない」とのことで、我々の作品の批評はしていただけなかったように記憶しています。笑

来月91歳を迎える同氏ですが、聞くところによるとその制作意欲は衰えを知らぬようです。

その生き方も制作の内容も本当にお手本にしたい作家の一人ですね。