伊勢物語&土佐日記(前編)

遅ればせながら、年末年始にかけての伊勢・土佐紀行をご紹介。行ったつもりでお付き合い下さいね。では伊勢物語からスタート!

12/28の早朝に車で出発して、東名→伊勢湾岸道→東名阪道→伊勢自動車道と経由して、5時間半ほどかけて伊勢西インターへ到着。

まずは伊勢神宮の外宮(げくう)へお参りに。ガイドブックに従って、御正宮から多賀宮、土宮、風宮などを次々と参拝。さすがに日本の聖地とも言うべき場所だけあって、凛とした空気に包まれた厳粛な空間。

次に内宮へと車で移動。年末なのに(年末だから?)結構な人出で、駐車場へ入るのに小一時間かかってしまう。内宮の参拝前に“おはらい町”&“おかげ横丁”へ。お昼もだいぶ過ぎていたので、まずは名物の伊勢うどんを食べに“ふくすけ”に入る。柔らかめの麺を甘辛いタレでいただくのですが、これはこれでなかなかの美味。しかし、通常のうどんとは比べずに食べた方が納得いくかも。笑 

うどんを食した後は色んな店が立ち並ぶ通りをブラブラ。すると“伊勢醤油本舗”という店が伊勢神宮への奉納記念と称して縁起ものの醤油を配るというので、早速我が家の4名も整理券をもらって並ぶことに。「一人でも多くの方々に味わってもらえるよう、ひと家族一本でお願いしま~す!」の店員の声にすかさず我々4名は他人のふり。笑 ちゃっかり4本いただきました。笑 

醤油をゲットした後は、かの有名な赤福を食べに“赤福本店”へ。歴史ある建物の中でお茶をいただきながら食べる赤福は、新幹線の中で買って食べるのとはちょっと違う。(味は全く同じだけど雰囲気ですかね。雰囲気。笑) 再び通りをブラつきながら“お伊勢屋本舗”の松阪牛のしぐれ煮入り福まんを購入。(これは肉まんみたいなものですがさすがに旨い!しかし食べてばっかり。笑)そんなこんなでいよいよ内宮参拝へ。

内宮へは、テレビなどで何度も見たことのあるあの大鳥居をくぐり宇治橋を渡って参拝。五十鈴川に設けられた御手洗場で手を清めてから御正宮へ。天照大御神(あまてらすおおみかみ)が鎮座するこの御正宮は正に神様がいらっしゃる場所といった趣。二拝二拍手一拝。それだけでは何だか申し訳ない気分になる。その後、荒祭宮、風日祈宮と参拝。途中、“神杉”と呼ばれる御神木に触れてパワーをもらいながら内宮参拝を無事終了。

後日知りましたが、この12/28に日ハムの斎藤佑樹投手とTBSアナの小林麻耶さんが一緒に参拝していたとのこと。「え~っ、そうだったの?」って感じでぜんぜん気づきませんでしたけどね。笑 

伊勢神宮参拝後は予約しておいたホテルへ向かう。このホテル、最上階(12階)に伊勢市街を一望出来る露天風呂があり料金的にもリーズナブル。フロントの男性が無愛想でしたが、まあまずまずといった感じでした。

翌日は朝から伊勢河崎本通りを散策。まるで江戸時代にタイムスリップしたかのような古い街並みは見応え充分。商人館や河辺七種神社などを巡り、最後に伊勢名物の絲印煎餅を“播田屋”にて、二軒茶屋餅を“二軒茶屋餅角屋本店”という両老舗和菓子屋で購入して散策終了。お昼少し前に次の目的地の高知へ向かうために伊勢西インターへ入る。後編の土佐日記はまた後日にご紹介します。