やっと回復☆

 

ずっと崩していた体調がようやく回復してきました。

 

先月の個展のラス前あたりから喉の痛みとさむ気が出始め、「ちょっとヤバいかも・・・」と思ってたら、案の定熱を伴う典型的な風邪の症状。

熱は38度。喉は唾を飲むのも痛く、声もガラガラ状態・・・。がしかし、個展の準備・開催で休みがちだった仕事をまた休むわけにもいかず、とりあえず解熱剤を飲んで出勤。ヘロヘロ状態になりながらも何とかその日を乗り切る。その後も騙し騙し仕事を続けていましたが、先週木曜の夜についにダウン。39度越えの熱にうなされ翌金曜日は欠勤。一日中死んだように眠り続けました。おかげで次の日(幸いにもこの日は午後出勤)からは職場に復帰し、身体はフワフワながらも何とか仕事をこなせました。

それにしても、こんな大風邪を引くなんて何年ぶりのことでしょう?鼻風邪程度のものは結構頻繁に引きますが、こんなに大きな風邪を引いたのはホント久しぶりです。

 

ということで、本日は体調も気候も良いので久々に展覧会巡りにカミさんと行ってきました。

まずは外神田の「3331Arts Chiyoda」へ。ここは廃校になった学校を改装して造られた施設で複数のアーティスト達がそれぞれのブースで展示を行っています。ここのisland MEDIUMというブースで教え子でもある秋山幸さんの展示を観る。カラフルな色遣いとグラデーションが特徴で、動物や布地の模様などをモチーフにした独特の油絵はなかなかの見応え。辛口のカミさんも珍しく感動してました。

 次に銀座8丁目の「銀座アートホール」へ行く。ここでは大学時代に大変お世話になった先輩、中嶋修さんと結城智子さんの二人展。二人展とはいっても二人はご夫婦。所属する団体展も一緒という大変仲睦まじいお二人なのです。作品もお二人の人柄通り、誠実で温かいものばかりでした。

余談ですが、この先輩はあの笑点などに出演している落語家の林家たい平さんの大学時代の落研の先輩にあたる方なのです。

今度は同じ8丁目の「資生堂ギャラリー」へ。ここではこの夏に仕事でお世話になった多摩美の先生・辰野登恵子さんの作品展。今年パリで制作したという石版画を中心とした力作が並ぶ。失礼な言い方ですが還暦を過ぎた方の作品とは思えぬほどの力強さとフレッシュさを感じました。これにもカミさん感動しきり。

最後はいつもお世話になっている高知の平田慎一さんからご招待いただいた「一陽展」を観に六本木の国立新美へ。1階から順路に従って進んでいくと、名の知れた方や以前平田さんに紹介していただいた方々の作品を目にする。彫刻作品なども見ながら進んでゆくが、肝心の平田さんの作品がなかなか出てこない。さては見過ごしたかと目録を見てみるともう少し行った所にあると判明。そして程なくご対面。逆光の背景にそびえる樹木が、力強く迫る構図は平田さんならではのものでしょうね。ホント見応え充分でした。

 

秋晴れの爽やかな本日、病み上がりではありましたが清々しく充実の一日でした。

 

遅ればせながら、9/2330の個展は皆様方のあたたかいご声援のお陰で盛会のうちに無事終えることが出来ました。改めましてお礼申し上げます。有難うございました。m(__)m